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  (ご報告)観光力ネット・学連協参加「第6回若旦那・若女将密着体験プロジェクト in 城崎」(城崎、2016年8月22日〜26日)
 
2016/09/26
  (ご報告)学連協参加「第6回若旦那・若女将密着体験プロジェクト in 城崎」(城崎、2016年8月22日〜26日)

全旅連青年部及び学観連共催事業
第6回「若旦那・若女将 密着体験プロジェクト in 城崎」
 学連協が、今回「若旦那・若女将 密着体験プロジェクト(「全旅連青年部」「日本学生観光連盟」のインターンシップ共催事業)」に協力開催で参加となりました。
 関西の学生グループが当学連協、東京の学生グループは「学観連(日本学生観光連盟)」です。前半は神戸山手大学の原先生が引率し、発表会準備および発表会は広報が記録しました。(最終報告書は学連協副会長の松枝さんがまとめられました。以下に添付しております)
 ★詳細は、文末のpdf記録写真集をご覧下さい。
(1)(23日〜25日午前)学連協のみなさんは、旅館の実務インターンシップ、本当にまじめによくがんばりました。そしてサービス業、ホスピタリティの大切さを実感し、最終日に立派に発表されました。
(2)(25日午後〜26日午前)2つの研究課題について、6班にまとまり、発表の準備を熱心におこないました。有名な中貝市長の講演もおこなわれました。
(研究課題1)インターンシップで学んだことの報告
(研究課題2)城崎温泉の今後のまちづくりについて
(3)(26日午後)いよいよ発表会当日。6つの学生チームから、「中部の昇龍道を超える新しい関西版広域観光ルートの提案」「ゆかた・手ぬぐい・ゲタのアート(自作など)」「外国語でのSNS発信・IT活用」「超小型EV、人力車など2次アクセス」「子供が遊べる場」「専門学校、大学などの誘致戦略」「ホラーナイト」「海産資源の活用(カニの一本足打法でなく)」などの素晴らしいアイデアが続々と出され、みな非常に高い評価を頂きました。同席する地元の観光関係者のみなさま、副市長以下行政のみなさまから是非使わせてほしいというご意見をいただき、大成功となりました。

(以下、プロジェクト資料より)
(1)事業日
(学連協グループ)平成28年8月22日(月)〜26日(金)の4泊5日(学観連は東京からは車中2泊)
(開催スケジュール)
(2)事前勉強会
7月9日(日) NPO観光力ネット・学生連絡協議会(大阪開催・大阪市立大学梅田サテライト文化交流センター)
(3)体験実施:城崎温泉地域
(2016年8月22日)
07:30 関西学生集合大阪(梅田スカイビル1階)合流後簡単な説明・挨拶
08:00 全但バス貸し切り車両にて出発
10:30 豊岡市出石着−視察・昼食(※出石−江戸時代の風情が残り皿そばで関西では有名な観光地)
12:00 豊岡市出石発
12:30 コウノトリの郷公園着、視察(※コウノトリの郷公園−兵庫県が運営する施設。豊岡市は野生化で最後のコウノトリが生息していたところ。2005年に人工飼育して増やした個体を野生化に放鳥)
13:20 コウノトリの郷公園発
13:50 城崎温泉 西村屋ホテル招月庭着
14:00 開校式(西村屋ホテル招月庭 白陽)
14:30 オリエンテーション、豊岡市・城崎温泉についての説明、学観連の取り組みなど。
16:00 城崎温泉の各旅館が迎え、各旅館に移動。
18:30 ゆかたに着替えて西村屋ホテル招月庭に再集合、「ウェルカムパーティー」、終了後温泉街にて「花火鑑賞(21:00〜)」、その後、グループごとに分宿。豊岡市副市長他、地元旅館関係者等参加。総勢80名程度。
(2016年8月23日〜25日)
必須プログラム実施(各受け入れ施設)
・経営者同行のフィールドワーク
・旅館の実務、接客現場、裏方準備等の体験
・旅館の外部への情報発信体験、SNSにて体験の情報発信
・報告会で使用するプランの作成・資料の作成
(2016年8月25日午後)
13:00 西村屋ホテル招月庭 白陽集合
   豊岡市中貝市長講演
★2つの研究課題がわりあてられました。
(研究課題1)インターンシップで学んだことの報告
(研究課題2)城崎温泉の今後のまちづくりについて
14:00 西村屋ホテル招月庭 白陽にてプレゼンテーション準備
西村屋ホテル招月庭泊
(2016年8月26日)
08:00 プレゼンテーション準備 
   会場:西村屋ホテル招月庭
13:00 「インターンシップ報告会」
17:00 閉会式
17:30 全但バスにて大阪へ
20:30 大阪・梅田スカイビル着・解散
(4)募集人員
学観連38名、NPO観光力ネット・学生連絡協議会16名
(5)共催・開催協力
全旅連青年部、学観連、NPO観光力ネット・学生連絡協議会
(6)受け入れ協力
城崎温泉旅館経営研究会(青年部)、城崎温泉旅館協同組合、後援−豊岡市
(7)参加会費 10,000円

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(報告会の各班における学連協関係者の名簿)=>以下からダウンロードできる「pdf記録写真」をご覧下さい。この「pdf記録写真」にある当日のプレゼン発表順です(各班はその他に東京グループの方が居ます)。
プレゼンA班:松枝湧也、米原祐貴、武富美和子
プレゼンB班:高山嶺、大矢萌々華
プレゼンC班:丸山輝、出野萌々花
プレゼンD班:窪悠里、吉田武蔵、松田祥佳
プレゼンE班:井上裕太、森木麻衣、蒲原捺美
プレゼンF班:寺地広将、川畑亜紀
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■「城崎インターンシップ報告書」■
(文責 学連協副会長 松枝湧也)
1.日程 2016年8月22日(月)〜26日(金)
2.場所 城崎温泉 各旅館
3.参加者(名簿は上記)
4.業務内容
フロント業務、客室業務、フィールドワーク、城崎周遊プラン作りなど、各旅館で様々な業務や城崎の研修を体験させていただきました。
5.プレゼンテーション内容
学生全体の中でも、関西学生の3回生はプレゼンの中心的な立ち位置で立派に発表していました。
内容は、各旅館で学んだ旅館ならではの働き方や、ホスピタリティ精神、働き甲斐のある職場の雰囲気学び、各宿の業務内容を発表していました。
また、城崎地域の発展についてのプレゼンも行い、様々な発表内容があり、「広域観光周遊ルートで地域をつなぐ」、「旅館のスペシャリストを育成する専門学校」など観光を学ぶ学生らしい意見が出ていたと思います。
特に「城崎ホラーナイト」という城崎全体をテーマパーク化し、若者の集客を狙うというプレゼンに対して、旅館「錦水」の若旦那・女将様がとても興味を持ってくださり、実際にやってみたいという提案を受けています。
6.全体的な感想
日本各地の旅館の若旦那の皆様や、城崎が位置する豊岡市の市長などからもお話をいただきました。
特に印象的だったのは、豊岡市市長のお話で、豊岡市を世界に通用する「ローカル」を磨くというお話でした。「ローカル」には地域だからこそ生まれる繋がりがあり、住民それぞれに役割のある町をつくりたいという市長のお言葉には、町づくりへの強い気持ちを感じました。
   
 
「「第6回若旦那・若女将密着体験プロジェクト in 城崎」(城崎、2016年8月22日〜26日)」
   
 
「「第6回若旦那・若女将密着体験プロジェクト in 城崎」(城崎、2016年8月22日〜26日)pdf記録写真集(5MBあります)」
   
 
   
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